当日は台風一過の晴天の中、新和自動車様の親会社である株式会社新宮運送の代表取締役 木南 一志(きみなみかずし)様や、今回販売代理店をしていただいた、神姫バスの関連グループ会社の神姫産業役員様にもお越しいただき、納車式と車両のお披露目式が執り行われました。
新和自動車様ですが、親会社の新宮運送様のトラックの整備はもちろんですが、地元であるたつの市新宮町に地域密着で営業展開をされており、地域の住民には欠かすことができない脚である乗用車の販売、車検整備を行っておられます。
新宮運送様の社長とは、「はとこ」の関係である新和自動車様の木南社長は、今回のサービスカーの導入に関して、社内では導入に反対の意見もありましたが、将来的には、子供たちの自転車からお年寄りのシニアカーまで、公共交通が発展していないこの地域で、移動する手段(モビリティ)は、すべて自社で取扱いしたいとの意向で、トラックや乗用車の出張対応だけではなく、それこそ子供たちの自転車の出張でのパンク修理や、シニアカーの修理引き取りの際にも、今回の車両で対応していく・・・とのことでした。
そこには目先のビジネスや採算性を考えるのではなく、地元企業として地域社会の役に立つ、地域社会に貢献していく・・・という木南社長の強い意志を感じることができました。

また今年は近隣の岡山県や広島県で起こった自然災害に対しても、兵庫県においてもいつでも同じような災害が起こる起こりうるとして、今回、車両には単相100vと三相200Vを外部に供給できるコンセントを設置していただきました。
地元のたつの市や新宮町とは、災害時に協力する企業として、災害協定の取り交わしも検討しておられ、今回のサービスカーの導入より、ますますのご発展が期待される企業であると感じました。
これからどのようにサービスカーを活用されていくのか、私たちとしても注目していかなければならないとも感じました。